東京から山梨県甲府市を経て長野県松本市に至る中央本線には、特急列車が多数運行されています。
東京・新宿駅から松本駅までの長距離区間を結ぶのは、速達型の特急「あずさ」号です。そして、甲府駅までの中距離区間を結ぶのは、緩行型の特急「かいじ」号です。
また、大月駅から富士急行線に乗り入れて富士山方面に向かうのは特急「富士回遊」号で、多くのユーザーから人気を得ています。
これらの特急列車には自由席はなく、グリーン車を含め全車指定席です。中央線特急は混雑することが多く、満席になることもしばしばあります。あらかじめ、座席指定を受けた特急券を確保するのが課題です。
ネット限定割引のチケットレス特急券をネット予約サービス「えきねっと」で購入できますが、きっぷの確保にはコツがあります。
きっぷを買う時までに乗車する列車を決めて、指定券を購入するのが理想です。ただし、列車を特定しない「座席未指定券」を買って乗車する手もあります。満席になることがあるため、極力座席指定を受けておきたいです。
この記事では、中央本線(東京・新宿駅ー松本駅間)を走る特急列車に関して、普通車の料金やきっぷの買い方、独特な乗車システムを徹底的に解説します。また、満席で指定券を買えなかった場合の対処方法についても、ご説明します。
- 中央線特急は全車指定席で自由席がないこと
- しばしば満席になるものの「座席未指定券」で救済されること
- 座席指定がなくても乗車できるため、自分が予約した席に他人が座っている場合があること
中央線特急の概要
東京駅(東京都千代田区)から塩尻駅(長野県塩尻市)を経由して、はるばる名古屋駅(名古屋市中村区)まで伸びる、JR中央本線。
そのうち、東京・新宿駅(東京都新宿区)から甲府駅(山梨県甲府市)および塩尻駅を経て篠ノ井線松本駅(長野県松本市)に至る区間(俗に「中央東線」と呼ばれます)を走るのが、当記事でご説明する在来線の中央線特急です。
この区間には中央自動車道が完全に並行していて、鉄道とクルマが激しく競争しています。高速バスが頻繁に運行され、運賃も安価です。
中央線特急は新幹線ではないため、交通機関として決定的優位に立てません。所要時間的にも料金的にも、高速バスとガチで張り合っているのが、中央線特急の置かれた立場です。
中央線特急の運行系統
厳しい競争環境に置かれていることもあり、中央線特急の車両には従来から新造車両が配置されています。定期列車には、新造のE353系電車が2017年から導入されています。臨時列車には、E353系電車の他、旧世代のE257系電車が運用に入ることもあります。
中央線特急には、走行距離や用途別に5つの系統があります。
中央線特急の各列車について、運行区間や形態の特徴を個別にご説明します!
特急「あずさ」号
東京・新宿駅と松本駅を結ぶ長距離タイプの特急列車です。列車によっては、東京駅や南小谷駅(長野県小谷村)を発着します。9両編成もしくは12両編成で運行されます。
列車によって停車駅が少ない速達タイプの列車と停車駅が多めの列車がありますが、列車番号では明確に区別できません。
1時間に1本のペースで運行されます。後述する特急「かいじ」号を合わせると、新宿駅から甲府駅間は、特急列車が30分間隔で運行されています。時期によって需要の波が大きいため、ピーク時には多くの臨時列車が設定されます。
東京駅から松本駅までの所要時間は、速達タイプの列車で2時間35分、通常タイプの列車で約2時間50分です。
特急「かいじ」号
東京・新宿駅と甲府駅を結ぶ中距離タイプの特急列車です。列車によっては、東京駅を発着します。朝晩には、竜王駅(山梨県甲斐市)を発着する列車が少しだけあります。停車駅は、特急「あずさ」号よりも多いです。9両編成で運行されます。
特急「あずさ」号と同様、1時間間隔で運行されます。新宿駅から甲府駅までの所要時間は、概ね1時間45分です。
特急「富士回遊」号
東京・新宿駅から大月駅(山梨県大月市)を経由し、富士急行線河口湖駅(山梨県富士河口湖町)までを結ぶ、3両編成の特急列車です。2019年のダイヤ改正より、運行が開始されました。午前中に下り列車が運行され、午後に上り列車が運行されます。そのため、日帰りでの利用には便利です。
新宿駅から河口湖駅までの所要時間は約2時間00分です。輸送力が少ないため、常に混雑しがちです。
通勤通学者向け特急「はちおうじ・おうめ」号
朝夕の通勤時間帯に運行される、ライナーの役割を果たす特急列車です。特急「はちおうじ」号は東京駅から八王子駅(東京都八王子市)の間、特急「おうめ」号は東京駅から青梅駅(東京都青梅市)の間を運行します。
区間運転の列車であるため、沿線住民にとって利用しやすいです。その一方、旅行者が利用することはまれであると思います。
中央線特急の料金体系
中央線特急の各列車は、グリーン車を含めて全車指定席です。自由席はないため、座席指定された特急券をあらかじめ購入する必要があります。
料金システム
中央線特急の特急料金は、従来からの特急料金(A特急料金・B特急料金)ではなく、首都圏地区を走る特急列車に適用される独自の料金体系に基づいています。
この料金体系にはシーズナリティが導入されておらず、通年で同額であることが特長です。あらかじめ特急券を購入することなく列車に飛び乗った場合には、割高な車内料金が適用される点に要注意です。
中央線特急については、系統にかかわらず料金体系が統一されています。普通車の料金は通年変化せず、系統を問わない点が非常にシンプルです(グリーン車に関しては、従来通りの複雑なしくみです)。
営業キロ | チケレス | 事前料金 | 車内料金 |
1-50km | 660 | 760 | 1,020 |
51-100km | 920 | 1,020 | 1,280 |
101-150km | 1,480 | 1,580 | 1,840 |
151-200km | 2,140 | 2,240 | 2,500 |
201-300km | 2,450 | 2,550 | 2,810 |
301-400km | 2,800 | 2,900 | 3,160 |
1個の列車に対して、1回分の特急料金がかかります。つまり、列車を乗り換える場合に特急料金が通算されるしくみはなく、1回乗車するたびに1枚の特急券を購入する形です。例えば、勝沼ぶどう郷駅(山梨県甲州市)から松本駅まで移動する際、最初に特急「かいじ」号に甲府駅まで乗車し、その先特急「あずさ」号に乗り換える場合、特急料金は通算されません。
ネット限定のおトクな特急券【事前購入】
従来は、[特急券+乗車券]のセットでネット限定割引料金が提供されていました。しかし、2024年度からは「在来線チケットレス特急券(トク割)」として、特急券のみの割引に変わりました。
この特急券は、特急料金が所定の35%割引です。列車の発車時刻まで購入できることになっていますが、席数限定なので早くから売り切れることがあります。
ネット限定割引であることから、駅では購入できません。
列車の検索を行うと、現時点で購入できる料金種別が表示されます。このうち「35%OFF」と表示されているのが「在来線チケットレス特急券(トク割)」です。
「チケットレス割引」と表示されているのは、所定料金ベースの割引料金です。トク割とは全く異なる料金であることに留意したいです。
これが、「在来線チケットレス特急券(トク割)」のイメージです。トク割の表示がないため、金額で判断するしかありません。
発売条件に制限がある「在来線チケットレス特急券(トク割)」ですが、普通に使う限り制限を感じません。料金を検索する時、まずこの料金に空きがないかチェックしましょう。中央線特急では早々に売り切れてしまう傾向があるため、予定が決まったら早めの購入がおススメです。
「在来線チケットレス特急券(トク割)」は、大人の休日俱楽部会員割引が適用された普通乗車券や「週末パス」などのフリーきっぷとの併用が可能です。乗車券は駅で買い、特急券はネットで買う形になります。
トク割に関する詳細については、別の記事(↓)にまとめてあります。是非ご一読ください。
中央高速バスとの料金比較
しのぎを削っている中央線特急と中央高速バスの所要時間と料金を、ここで比較してみたいと思います。
● 新宿駅ー松本駅
交通機関 | 所要時間 | 料金区分 | 値段(特急料金+運賃) |
中央高速バス | 3時間20分 | 月ー木 | 4,100 |
休前日・土休日 | 4,300 | ||
特急あずさ号 | 2時間35分 | 所定 | 2,550+4,070=6,620 |
トク割 | 1,650+4,070=5,720 |
● 新宿駅ー甲府駅
交通機関 | 所要時間 | 料金区分 | 値段(特急料金+運賃) |
中央高速バス | 2時間10分 | 全日 | 2,500 |
特急かいじ号 | 1時間45分 | 所定 | 1,580+2,310=3,890 |
トク割 | 1,020+2,310=3,330 |
高速バスの方が断トツで安価な代わりに所要時間がかかる点は、松本線、甲府線とも同じような傾向です。金額面を見る限り、特急券の割引があるにもかかわらず、鉄道の方が大幅に高額です。
高速バスの運賃は、きっぷを買う時期を問わず同額です。一方、特急列車のトク割は数量限定のため、必ずしも買えないことがあります。
上述したように、えきねっと限定割引料金「トクだ値」の料金設計が変わり、実質的な割引率が縮小されました。そのため、高速バスの運賃水準に比べ、料金面での競争が不利になったのではないかと考えます。
鉄道を利用するメリットは、高速道路にみられる渋滞による遅延がないこと、および座席スペースが広くてゆったりしていることです。
経済性を取るか、快適さを取るかで、鉄道と高速バスのいずれが優位かの判断が分かれそうです。
筆者個人的には、トクだ値の商品設計を変えずに[特急券+乗車券]のセット(特急トクだ値)を残し、在来線チケットレス特急券(トク割)との二本立てにしていただきたかったですね。
きっぷの買い方(JR線区間を含む場合)
中央線特急は、前述した通り全車指定席の列車です。乗車するには、乗車券のほかに座席指定された特急券が必要です。ここでは、特急券の買い方および乗車券についてお話しします。
これらの列車のうち、特急「富士回遊」号は富士急行線内に乗り入れます。乗車パターンには、以下の2つが考えられます。
- JR線区間を含む場合
- 富士急行線内のみ乗車する場合
最初に、乗車区間にJR線が含まれる場合における特急券の買い方についてお話しします。
ネット予約サービス「えきねっと」で購入
えきねっとでは、チケットレス特急券および所定料金の特急券(紙のきっぷ)を予約購入できます。いずれも、乗車日の1か月前午前10時00分から発売が開始されます(1か月7日前の14時00分から事前受付のエントリーが可能)。
えきねっとできっぷを購入した場合、きっぷを受け取れる駅に注意してください。富士急行線内の駅では、きっぷの受け取りができません。JR東日本管内の駅で、あらかじめ受け取っておきましょう。
● チケットレス特急券
所定価格ベースのチケットレス特急券、およびネット限定割引料金の「在来線チケットレス特急券(トク割)」を購入できます。割引料金が適用されたきっぷは、現在この方法でしか購入できません。
ウェブブラウザ版のえきねっとの他、えきねっとアプリからも購入が可能です。チケットレス特急券の決済にはクレジットカードが必須となることに留意したいです。
チケットレス特急券を購入し、乗車券として交通系ICカードを使用すれば、紙のきっぷなしに乗車できます。
● 紙のきっぷ
所定料金の特急券を紙のきっぷとして予約購入できます。紙のきっぷを購入した場合、乗車前に駅の指定席券売機もしくは窓口で紙のきっぷを受け取ります。
JR駅窓口・指定席券売機で購入
駅できっぷを購入する場合、えきねっとと同様、乗車1か月前の午前10時00分よりきっぷの購入が可能です。
この場合、紙のきっぷを所定料金で買うことになります。ネット限定割引の料金を駅では購入できないので、注意しましょう。
乗車券の発着駅を特急列車の発着駅以外としたい場合、えきねっとでは操作が複雑になります。サポートが必要な場合は駅で購入するとよいでしょう。
なお、特急「富士回遊」号が乗り入れる富士急行線にまたがる連絡乗車券については、JR東日本管内以外のJR各社の駅では購入できません。
座席指定なしで列車に乗車する場合
乗車する列車が決まらないけどきっぷを先に買っておきたい場合、もしくは希望する列車が満席の場合には、乗車するまで座席指定を受けない形になります。
座席指定を受けないで乗車する場合、購入するべき特急券は以下の2パターンのいずれかです。
● 座席未指定券【事前料金適用】
乗車する列車が満席の場合、乗車する前に「座席未指定券」を買っておくと事前料金で購入できます。車内に乗ってから割高な車内料金を支払うよりは、ベターな選択です。
えきねっとでは購入できないため、駅で買うことになります。座席指定された特急券も座席未指定券も値段が変わらないので、極力座席指定を受けるようにしましょう。
座席未指定券に関しては、別の記事(↓)に詳細をまとめてあります。どうぞご一読ください。
● きっぷなしで乗車【車内料金適用】
無人駅から乗車する場合など、特急券を事前に買うことなく乗車しなければならないケースがあります。その場合、車内で車掌に特急料金を支払います。その場合、車内料金がかかることに注意しましょう。座席指定を受けられないので、空席に座ります。
きっぷの買い方(富士急行線内完結となる場合)
特急「富士回遊」号で富士急行線内のみを乗車するケースがあります。その場合、上記の方法ではきっぷを購入できません。
富士急行線内の駅窓口で特急券(座席未指定券)を購入します。
富士急行線内の区間のみ乗車する場合、座席指定は受けられません。空席があれば座れることになりますが、満席の場合には座れない覚悟が必要です。
乗車券について(普通乗車券・交通系ICカード)
JR線の松本駅までの区間および富士急行線内では、SuicaやPASMOなどの交通系ICカードを使用できます。チケットレス特急券と組み合わせて乗車すれば、紙のきっぷは不要です。
運賃計算の方法は紙のきっぷ(普通乗車券)と同じで、「東京都区内」や「東京山手線内」といった特定都区市内制度がICカードにも適用されます。中央線荻窪駅付近で乗り降りする場合、運賃が高いと感じるかもしれません。その代わり、新宿駅・東京駅から折り返して乗車(複乗)できます。
詳細に興味がある場合には、特定都区市内での複乗に関する記事(↓)をご一読ください。
中央線特急の乗車システム
中央線特急の各列車の座席には、当該座席の販売状況を示す3色のランプ(インジケーター)が付いています。このランプの色は、座席の販売状況次第でリアルタイムで変わります。
ランプの色には3つあり、それぞれの意味は次の通りです。
● 赤色:販売される見込みのない席(しばらくの間空席)
● 黄色:販売されている席(これから先の駅から間もなく席が埋まる)
● 緑色:販売された席(誰かがすでに座っているはず)
座席指定された特急券を買って乗車し、指定された正しい座席であれば、このランプが必ず「緑色」になっています。万が一他の色になっている場合、間違った席に座ろうとしています。
乗車する前に座席指定を受けられずに座席未指定券や無札で乗車した場合、まだ売れていない「赤色」のランプが付いた座席に座ります。
この場合、いつでも当該座席が販売されて、ランプが突然「緑色」に変わって、座席指定を受けた(特急券を正しく買った)乗客が乗ってくる可能性があります。
それでは、実際に乗車した時の様子を写真でご覧いただきます!
中央線特急の乗車体験
当記事では、中央線特急の中でも、富士急行線に乗り入れる特急「富士回遊」号に乗車した時の様子を、皆さまと共有したいと思います。
河口湖駅から「富士回遊」号に乗車!
日曜日の夕方、河口湖駅から新宿駅まで向かう特急「富士回遊」44号に乗車しました。
富士回遊44号:
河口湖駅 16時51分発 → 新宿駅 18時43分着
発車20分前に河口湖駅に到着した時には、多くの人で混雑していました。駅の出札窓口にも長い列ができていて、窓口をチェックしている場合ではありませんでした。
富士山自体が外国人観光客に人気の観光スポットで、普段から混雑しています。日曜日の上り列車ということもあって、多くの乗客で駅構内がごった返していました。河口湖駅を出発した時点で、座席はほぼ売り切れでした。
日本人観光客だけでも混んでいるのに、外国人観光客が加わったら、どのような混乱がやってくるのでしょうか。週末は、3両では輸送力が不足していると感じます。
富士回遊号が発着するホームは3番線。ホームに向かう通路は、開放感があります。
発車時刻の16時51分の15分前に、車内に入ることができました。
車両に設置された行先表示のLED画面。「富士回遊」という表示が映えています。
「富士回遊」号の英語の名称が「Fuji Excursion」であることが分かります。
乗車したE353系の車内座席の上にはランプ(インジケーター)があって、座席の予約状況によって色が変わります。
この日は満席であったため、予約済みの緑色、もうすぐ予約済みになる黄色の表示ばかりでした。河口湖発車時点でまだあった赤色の表示もすぐに黄色に変わりました。
このシステムを外国人観光客がすんなりと理解するのは、正直言って難しいと思います。以前乗車した時には、実際に予約済みの席に外国人が先に座ってしまったりして、混乱が見られました。
混雑時には、あらかじめ座席指定を受けておかないと、赤色の席を求めて移動を繰り返す流浪の民になります。えらい目に合うことに違いありません。
河口湖駅を発車してから、大月駅に着くまでの富士急行線内の区間を、数十分かけてゆっくりと走ります。
途中停車する下吉田駅を出てすぐのところに、富士山のビュースポットが一瞬あり、見事な風景です。
大月駅で特急「あずさ」号に連結!
大月駅から先は、満席でした。頭上のランプも、全席緑色に変わりました。
そして、大月駅で連結作業。作業員や駅員が数人待ち構えていて、あずさ号が到着してから作業が進みました。
列車が連結する瞬間の動画です。富士回遊号が先に到着し、後からあずさ号がくっつきます。作業はテキパキと行われました。
大月駅からはJR中央線に入り、高速で疾走しました。大月駅で乗り換えなしの直通特急列車は、やはり便利です。富士回遊号の運行本数がずいぶん増えましたが、輸送力の確保はまだまだ課題ではないかと思います。
まとめ
中央本線を走る主な特急列車には、長距離タイプの「あずさ」号、中距離タイプの「かいじ」号、富士急行線に乗り入れる「富士回遊」号があります。並行する中央高速道路を走る高速バスとの競合にさらされていますが、列車の利点が活きる形で乗車率が好調です。
これらの列車は、グリーン車を含めて全車指定席です。乗車前に特急券を購入する必要があります。あらかじめ座席指定された特急券を買っても、座席指定されていない「座席未指定券」を駅で買っても、値段は変わりありません。座席指定を受けないと座れないことがあるため、極力座席指定を受けることをおススメします。
特急券の割引は、ネット限定の「在来線チケットレス特急券(トク割)」が所定の35%引きで提供されています。数量限定なので、予定が決まったら早めに購入したいです。
車内の各座席には、座席の発売状況を示すランプ(インジケーター)が付いています。基本的には車掌の業務用ですが、ユーザーにとっても空席状況を把握できるため、有用です。
中央線特急は混雑しがちなので、需要が高いピーク時には柔軟に臨時列車を設定し、着席機会を増やすことが求められます。
この記事を最後までお読みいただき、ありがとうございました!
参考資料 References
● 富士回遊号(富士山麓電気鉄道ウェブサイト)2024.6閲覧
当記事の改訂履歴 Revision History
2024年6月20日:当サイト初稿
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